「あれ、この話って前もしたっけ…?」
「え、犬飼ってるって言ってたよね?…あ、それ別の人だ」
マッチングアプリで複数の人とやりとりしていると、誰でも一度はヒヤッとした経験があるはずです。
相手の職場、趣味、好きな食べ物、話した内容。
相手は、自分の話を覚えていてくれたかどうかに、想像以上に敏感です。
この記事では、「相手のことを忘れない・混同しない」仕組みを作る方法と、通話やデートで会話に困らないための質問準備術を紹介します。
混同するのは、興味がないからじゃない
「相手の話を忘れる=興味がない」と思われがちですが、これは違います。
マッチングアプリでは、複数の人と並行してやりとりするのが前提の設計になっています。
一人ひとりにちゃんと興味を持っていても、初対面の人たちと短期間に、断片的に会話する。
この条件で全員の情報を正確に覚えておくのは、そもそも人間の記憶には無理があります。
- 顔と名前と情報が結びつく前に、次の人とのやりとりが始まる
- 会話がアプリごと・相手ごとに分散していて、見返す動線がない
- 「〇〇が好き」「兄弟がいる」みたいな細かい情報ほど、雑談の中でサラッと流れていく
つまり、混同するのは至極当然のこと。相手への興味の問題でも、記憶力の問題でもなく、記録する仕組みがないことが問題です。
「覚えていてくれた」は最強の好印象
逆に言えば、ここはチャンスでもあります。
前回サラッと話しただけの「今度資格試験があって」を覚えていて、「そういえば試験どうだった?」と聞けたらどうでしょう。相手からすると「ちゃんと自分に興味を持ってくれている」というシグナルになります。
恋愛においてテクニックはいろいろ語られますが、相手の話を覚えていることほどシンプルで強い好意の伝え方はないと思っています。そしてこれは、才能ではなく準備でどうにかなる領域です。
解決策:会ったら3分、メモを残す
やることは単純です。やりとりや通話が終わったら、その直後に3分だけメモを残す。
記録する項目はこんな感じで十分です。
- 名前(アプリ上のニックネームでOK)・どのアプリで知り合ったか
- 仕事、住んでいるエリア
- 趣味・好きなもの・苦手なもの
- 前回話したトピック(「沖縄旅行の話」「転職を考えてるらしい」)
- 次に聞きたいこと
スマホの標準メモ帳でも始められますが、続けていると「人ごとに整理できない」「項目がバラバラになる」「そもそもメモ帳を人に見られたら気まずい」という壁に当たります。
専用アプリを使う:「ヒト管理」
そこで、人ごとの記録に特化したアプリを使うのが手っ取り早いです。
手前味噌ですが、私が開発した「ヒト管理」はまさにこの用途のために作りました。
▼ 実際の画面。会話で出てきた情報をこんな感じで残しておける
- 人単位で記録を整理 恋愛・仕事・友人のカテゴリごとに、相手ごとのプロフィールとメモを管理
- 項目テンプレート 「趣味」「話したこと」「次に聞くこと」など、記録項目を事前に用意しておける
- 完全オフライン 記録した内容は端末の中だけ。サーバーに送信されないので、こういうデリケートなメモも安心して書ける
- 見た目の切り替え機能 万が一友人にスマホを覗かれても、パッと見で中身がわからないように表示を切り替えられる
「次に聞くこと」を用意しておく
メモの効果は「忘れない」だけではありません。事前に質問を用意できるのが実は大きい。
マッチングアプリの通話機能、緊張しますよね。沈黙が怖くて、気づいたら自分ばかり喋っていたり、逆に「何か質問しなきゃ」と焦って尋問みたいになったり。
そこで、相手のメモに「次に聞きたいこと」を2〜3個ストックしておきます。
- プロフィールにあったキャンプ、どのくらいの頻度で行くのか
- 前回言ってた新しい仕事、慣れてきたか
- 休みの日は家派か外派か
通話前にメモを見返すだけで、「話題が尽きたらこれを聞けばいい」という保険ができます。この保険があるだけで、不思議と余裕を持って相手の話を聞けるようになります。
注意:一問一答にしない
ただし、用意した質問を順番に消化するのはNGです。それは会話ではなくアンケートです。
質問はあくまで「きっかけ」で、本体は深掘りのほう。
- 「キャンプ行くんだ」→「 一番良かった場所どこ? 」「 それって一人で? 誰と行くの? 」
- 「仕事慣れてきた」→「 前の仕事と一番違うところって何? 」
相手の答えに対して「もう一歩踏み込む質問」を返す。この深掘りができると、用意した質問1つで10分話せます。準備した質問リストは、深掘りが尽きたときの次のきっかけ、くらいの位置づけがちょうどいいです。
まとめ
- マッチングアプリで相手の話を忘れる・混同するのは記憶力ではなく仕組みの問題
- 「覚えていてくれた」は最もシンプルで強い好印象
- やりとり後3分のメモ+「次に聞くこと」のストックで、通話も対面も余裕が生まれる
- 記録はデリケートな内容になるので、オフラインで完結する専用アプリが安心
相手のことをちゃんと覚えておくのは、テクニックというより誠実さの話だと思っています。その誠実さを、仕組みでサポートしてみてください。